肋間神経痛の症状や原因を知ろう

肋間神経痛の典型的な症状は、どんなもの?

 

肋間神経痛は坐骨神経痛や後頭神経痛とともに、代表的な神経痛の1種です。さまざまな原因が考えられますが、似たようなほかの病気である場合もありますから自分の症状をチェックして肋間神経痛かどうか疑いがあるときは早めに医師に相談しましょう。

 

典型的な症状は、以下のようなものが挙げられます。

 

1:肋間神経痛の症状は、肋間神経が走っている脊髄から肋骨に沿って痛みが起こります。身体をねじったり、深呼吸や咳をしたり、さらに大声をだしたりしたときの肋骨の動きによって誘発され、痛みが強まることにもなります。

 

2:痛みは発作的に起こることもあれば、慢性的に持続して起こる場合もあります。肋間神経痛の特徴は痛みが関係する肋間神経に限定されている点ですが、かなりの激痛であり、突然発作的に起こりうる性質をもっていることです。

 

3:1回ずつの痛みの時間は短く、発作と発作のあいだにはまったく痛みを感じません。頻繁に発作は繰りかえされるのですが、持続して痛みが長時間続かないことも特徴に挙がります。

 

4:肋間神経痛がよりひどい激痛になると肋間神経から離れた部分にまで痛みが広がることがあり、これは“投射痛”と呼ばれています。経験者ならご承知でしょうが肋間神経痛の痛みは実に激しく、息をするのも怖いくらいなのです。